TAKARAZUKA MANIA

タカラヅカ歴長めと短めが2人が勝手に書き放題なブログです。

20世紀号に乗ってとフィナーレの彩凪翔問題。

星組千秋楽から早1週間。

前回の嘆きのブログの一番最後に書いた文章覚えていらっしゃらないかと思いますが。

以下・・・。

 

かいちゃんも観劇に来るかな。

(集中できないから私は絶対観劇かぶりたくないケド)

 

はい。観劇かぶりました。笑

ただ心配していた「集中できない。」はまったくなくてよかったです。

七海さんたちは下手寄り。

私は超上手の前方。←ブルースシートと名付けたい。

というわけで、七海さんどころかブルースが目の前でいろいろ小芝居をやり続けるものですから、センターでやっているメインの芝居見失う。ぐらいのアレでした。

でも嬉しかったです。とても。

まさか2日後に遠くてもかいちゃん見られたから。

 

さて、話は戻りますが。

すでに映像化が絶望と言われている今回の雪組シアターオーブ公演。

パンフレットからすでにいろいろと無理っぽいクレジットが入りまくり。

タカラヅカニュースの初日映像だってどのナンバーもワンフレーズ。

まぁ仕方ないです。でも今の雪組にこの演目を!!って思った原田先生と劇団、

そしてこれを海外カンパニーが多く上演するシアターオーブでやったという事。

なんだかすべてがありがたくてたまらないです。

 

映像化は駄目でもブロードウェイカンパニーはCDになってるっぽいから、

せめてそれだけでも!!!って思うけれど。

無理ですかねぇ。

あのナンバーに触れていたいので私はiTunesに海外版ダウンロードしましたよ。

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脳内変換でも十分楽しめます。

私今回は宝塚キャストこれを聞いてもなお全然遜色ないと思ってます。

 

私は小学生の時に見たミュージカルは雨に唄えばドナルド・オコナー演じる(月組では美弥るりか)コズモのナンバーでMake'em Laughを繰り返し見続けて、そこからミュージカルオタクまっしぐらだった人間なんですが。

アメリカの古いミュージカルの王道「ボーイミーツガール」っていうタイプのストーリーが大好きでして。つまり男の子が女の子に出会って恋に落ちていろいろあるけど結果ハッピーエンド!ってやつです。

強いアメリカを象徴するような作品がある一時期の時代にはめちゃめちゃ多いのがアメリカのミュージカルの特徴かもしれません。まーとにかく人が死なない。

この作品が作られたのは70年代みたいですが、そんな雰囲気満載のこの作品。

 

最後はケンカしてケンカして言い争ってかーらーの突然のハッピーエンドっていうのは理屈なんてどうでもいいじゃん!って感じで。

あ、あのシーンの望海さん最高にかっこいいですよね。。

 

 

もともとこの作品は真彩さん演じるリリーが主役なので、

彼女の大ナンバーがいっぱいあるわけですが、まー本当にすごい。

実は私は真彩さんそんなに好きなタイプの娘役じゃないんですよ。。。

(ぽんきちさんは大好きなのですが、そういうのもこのブログの面白さということで)

このブログはあまりそういう所には触れないでいたいブログなのですが、

今回はいい意味で。

きいちゃんがいわゆる普通の娘役だったら、今回この作品はできなかったんじゃないかとすら思います。絶対相手役に負けてしまう。

宝塚はどうしてもトップありきで作品が決まっていると思うので、大好きな海外ミュージカルを宝塚がやる時ってどうしてもうむむ。と思う事が多くて。

そこ無理があるんじゃないのかな。。。とか。まーいろいろ・・・。(´・_・`)

でも今回は本当にはまっている。いろいろ本当にぴっっっったり。

ヴェロニクとバベットっていう大ナンバーもすごいし、曲名が分からないんですが、絶対にオスカーと仕事なんかしない!って歌うあれも本当にすごいです。

オスカー・ジャフィ(望海)とリリー・ガーランド(真彩)は結局ものすごい似たもの同士。(妄想癖含む)それがこんなにぴったりはまる、どっちも演じてて無理がない!ってのはもうすごいです。

彩風咲ちゃんがこれまた体当たりでやってるブルースちゃんも素晴らしい。

この演目をやるってなったら絶対に2番手咲ちゃんは得意不得意関係なくこの役だったわけで、それなのに脳みそ空っぽブルースちゃんを実にキュートに演じてて。

見れば見るほどやってる小芝居もかわいいです。そして望海さんとのコンビネーションもどんどんよくなってきましたよねぇ。

 

他の配役もぴったりはまってて。

本当にみなさんおっしゃる通り、今の雪組の勢いを感じさせる。

 

これがあと1週間しないうちに東京だけで終わってしまうのはとても残念ですが、

私もあと数回乗車させていただきますし、最後までトラブルなく乗り切ってもらいたいなと切に祈ります。

 

私がオススメナンバーは小切手の4重唱とリリーにサインねだる6重唱!!

 

余談ですがオーブという劇場の座席が8列目ぐらいまでまったくのフラットで、実は結構見づらい時があったりします。出演者が寝ちゃうと本当に何も見えないというケースも。

これはあくまでも私個人の意見かもしれないけれど、今回の作品は本当にオペラいらず。私は正直宝塚は前の方の席がひゃっほう!ってなっちゃうタイプだったりするんですが、10列より後ろ、20列台でも全然ハッピーです。

この間かいちゃんは思い切りフラットエリアで観劇されていたけれど、

果たして最後のあそこの望海さん見えたかしらと、今更心配になるぐらい。

2階席はその心配もなく、楽しめる気がします。(3階席情報なくてごめんなさい。。)

 

あ、あった。

もう1つ超おすすめ。

フィナーレの彩凪翔さんなんですけれど。

めっっっっっっっっっちゃかっこいいの皆さんご存知でしたか。

車掌の帽子かぶった彩凪さんったら帽子脱いだらオールバックなんですよ。

そしてもうこれ以上ないほど彼女の武器でもある目線をあっちこっちにまるで殺人ビームのように飛ばしまくるんです。あのちらっと見てふって笑う。

いや、もともと知ってました。

全然知ってたんですが、あのミュージカルのフィナーレでそれやられるとですね。

あ。私宝塚観てたんだ。。。って気持ちになるんです。

油断してただけにあれにガツンとやられます。

ひどい・・・翔ちゃん。。

賛同しない方もいらっしゃるでしょうが、残り僅かの上演でそんな事言われてももうチケットありませんってなるでしょうが、ぜひあれを見て欲しいです。

 

他にも本当は。。

・ポーターで星加梨杏ちゃん歌うまお披露目問題。

・ポーターウェンツ歌めっちゃ上達してる!!問題。

・バベットシーンでのナイジェル@望月篤乃ちゃん問題。

・ドクタージョンソンにしか目がいかない問題。

などなど取り上げたい問題は沢山あるんですが、無駄に長くなりますので、

問題として提起しておきます。

りーしゃ先輩問題とか、まなはる問題とかはもう提起すらいたしません。←大好き

 

あっという間に新年度。

もう今月後半は宙組の舞台の幕が開き、初舞台生もお披露目です。

早い・・・知ってるけど本当に早いなぁ。。。

 

以上、あまりにも新年号発表前日にテレビが平成の振り返りをやるもんだから、

うっかり明日から新元号になると思ってる人いるんじゃないかと心配しているぶぎまるでした。